ITパスポートの全体像
ビジネスに役立つ知識が得られる資格です
試験の話をする前にITパスポートは、どのような知識が身に付き、どのようなメリットがあるのか、解説していきます。
まずは、その魅力を知る事で、ITパスポートに興味をもってほしいと思います。
まず、ITパスポートの資格を持っていれば以下のような印象を与える事ができるようになります。
- パソコンに精通している
- ITを活用しての業務改善方法を理解できている
- ITに関連する経営の基礎知識を理解できている
現在では企業で業務を行なう場合、パソコンを使う事は当たり前になっています。
しかし、それが当たり前になりすぎて、わざわざパソコンの使い方を教えてくれることは致しません。
簡単にいってしまうと、パソコンを使えない事はあなたにとってマイナスとなってしまうのです。
ですが、ITパスポートの資格があることで、パソコンを使えると判断され、様々なチャンスを与えてもらえるようになります。
社内ネットワークの管理、パソコンのトラブルに対しての診断、システム開発の責任者などです。
pC以外のスキルも身につけることができます
もちろん、ITパスポートはパソコンだけの知識ではありません。
例えば、ITを駆使すれば、現在の業務内容の問題点をグラフ化して、改善方法を提案できるようになりますし、会計の知識も身に付くので、経営の問題点をすぐに把握できるようになります。
また、ソフトウェア開発のプロジェクト管理も学べるので、マネージメント能力も身に付けることが出来ます。
つまり、ITパスポートは、ただ単にITを使いこなすわけではなく、企業経営やマーケティングにどのように活用していくかを学ぶ事が出来るのです。
IT知識がなければ同じ土俵に立てない
しかし、だから言って就職や転職に必ずしも有利になるとは限りません。
業種よれば、ITパスポートの資格を必須としている企業もありますが、あくまでも、0からプラスの資格ではなく、マイナスから0になるための資格になります。
ですが逆を言えば、ITパスポートに関する知識がなければ、評価の対象にならないとも言えるのです。